基礎体温表
毎日の基礎体温を記録して、周期パターンをグラフで確認しましょう。基礎体温の記録は排卵の確認や妊娠しやすい時期の把握に役立ちます。
基礎体温グラフ
直前6回の記録より0.2°C(0.36°F)以上の持続的な体温上昇が確認された場合、排卵が起こった可能性を示します。
基礎体温の記録は排卵が起こった後に確認する方法であり、事前の排卵予測には適していません。妊活には他の排卵確認方法と組み合わせてご利用ください。個別のアドバイスは産婦人科にご相談ください。
基礎体温記録のしくみ
基礎体温(BBT)とは、完全な安静状態でのからだの体温で、朝目覚めた直後、起き上がる前に計測します。周期の前半(卵胞期)では基礎体温は低めで、通常36.10〜36.40°C(97.0〜97.5°F)の範囲です。排卵後、プロゲステロンの作用により体温が約0.2〜0.5°C(0.4〜1.0°F)上昇し、次の月経開始まで高温期が続きます。この体温の変化が基礎体温記録の基本です。
正確な記録のためには、毎朝同じ時刻に、起床前・飲食前・会話前に計測してください。小数第2位まで表示される婦人体温計を使用しましょう。睡眠不足、飲酒、体調不良、室温の変化、起床時間のずれなどは体温に影響します。これらの要因はメモに記録し、グラフの解釈に役立ててください。カバーラインとは、グラフ上に引く水平の目安線で、体温の変化を視覚的に把握しやすくするものです。
基礎体温記録は、排卵が「すでに起こった」ことを確認する遡及的な方法であり、排卵を事前に予測するものではありません。そのため、日本産科婦人科学会や不妊治療の専門医は、頸管粘液の観察や排卵検査薬(LH検査薬)との併用を推奨しています。このツールは教育・個人記録の目的であり、医学的な指導に代わるものではありません。妊活中の方や不妊でお悩みの方は、産婦人科や不妊治療専門のクリニックにご相談ください。